小説『蛹』
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●サイズ:A5 ●内容:全23章+あとがき ●総ページ数:134ページ 電子書籍版はamazonで販売しています。 トップページのリンク(地球のアイコン)からジャンプできます。
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あらすじ
進学校に合格するも勉強についていけなくなった主人公Aは、朝早くに起きれなくなり、授業に出席するのも苦痛になる。 学校も家庭も人より恵まれているはずなのに、笑えない生き苦しい日々が続くなかで、彼女は現実感を失い空想上の世界をみる。 やがて彼女は、夏空の下で正体不明の視線にとらわれてしまう。 ――ある女子高生の鋭敏な感受性がとらえた視線の正体は、いったい何だったのだろうか?
『蛹』「あとがき/読者の方へ」より一部抜粋
HSP、抑うつ、解離、離人症、イマジナリーフレンド(イマジナリーコンパニオン)、アダルトチルドレン、トラウマ、発達障害の疑い……等々 これらは今までの、医師の診察やカウンセリング、ネットや書籍で調べてきたなかで知った名称たちです。 今は、以前よりもネットやテレビで見かけることが増えた気がします。 一〇年前、私が高校生のときは、個人の特性や心の病気について、メディアや身近な大人からは、あまり聞いたことはありませんでした。 (中略) 高校生のとき、SNSが苦手で(今もそうですが)、他者との共感や繋がりもなるべく避けていました。視野が狭かったなと反省していますが、名前のない感情や不気味な身体感覚に独り悩み、空想を巡らせて解決しようとしていました。詩を織り交ぜたのも、詩でなければ書き表せないものがたくさんあったからです。 つらい現実から逃避する副産物として、このような思い出が生まれたのだと思います。